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パリ近郊のカントリーライフ

子供のためのリュクサンブール公園案内 その1

連夜のPCとの格闘による睡眠不足と気温の変動の激しさで、ちょっと体調を崩してしまいました。
さすがに母親業は放棄するわけに行かないので、夜はコブタが寝るといっしょに早寝(といってもコブタが寝るのは10時半くらいなのですが)しておりました。
それでは改めてリュクサンブール公園のご案内です。

リュクサンブール公園はパリの大学の代名詞であるソルボンヌ大学のすぐ近く、パリの学生街カルティエ・ラタンにあります。
パリでは右岸(オペラとかシャンゼリゼなどの商業地区)でお金を使い、左岸(学生街や芸術家やインテリのカフェ文化の花開くサンジェルマンデプレなどの文芸関係)で頭を使うと言いますが、まさしく世界中から学生たちが集まる場所。
かくいう私も始めてフランスに来たころは、この公園の近くの学校でフランス語を習いました。
(すぐ学費がなくなって働きはじめてしまいましたが)

公園は大きく分けてフランス式庭園(ベルサイユとかに代表される平らな地形に幾何学的に設計された公園)とイギリス式庭園(自然を生かして設計された公園)に分かれています。
コブタとaちゃんが座っている噴水はフランス式庭園の真ん中にあるものです。
二人の向こうに見える建物はリュクサンブール宮殿。
現在は上院の一部として使われています。

子供のためのリュクサンブール公園案内  その1_f0044892_614273.jpgこの噴水のまわりにいっぱいベンチや鉄製の椅子があり、みんな思い思いの時間をすごしています。
学生は宿題や友達とのおしゃべりに夢中。
子供を遊ばせているお母さん。居眠りしているおじさんなどなど。
天気がいいときなどは空いている椅子を持ってきて、どっかり座り込んで日光浴するのも素敵です。

すずめを手に止まらせてエサをやっているおじさんもいました。
コブタとaちゃんは目をパチクリ。
でもここの鳥は結構慣れているので、ほんのちょっとの時間で結構簡単に手に乗ってきます。
最近は鳥インフルエンザなど怖いので、見るだけにしておきました。

子供のためのリュクサンブール公園案内  その1_f0044892_6153186.jpgこの池でボート遊びもやっています。
このキオスクで貸しボートを借りると、かわいい木製の帆船と引っ張ったり押したりするための棒を貸してくれます。
水に浮かべてぐいっと押し出すと、風にまかせて帆船は進みだします。
帆船の行方を見つつ、噴水を回り込んで到着地点に先回り。
やってきた船をまた反対方向へぐいっと押し出すと言う繰り返し。

風がないときなどは噴水の真ん中で止まってしまうこともあるので、時間的に余裕がないとできない遊びですね。
コブタはやりたがりましたが、イラチの私はとても無理。
それでもフランス人はこの舟遊びが大好きで、いつもたくさんの帆船が噴水を行ったり来たりしています。

明日(たぶん)は公園の反対側でポニーに挑戦です。
by xthneh5d | 2006-09-10 05:59 | パリのあれこれ