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パリ近郊のカントリーライフ

森の散歩

森歩きといっても、うちの村の回りはぐるりと森に囲まれているし、この辺りにはパリからピクニックにやってくる人たちが散歩する遊歩道もあり、選択肢は山ほどあります。
でも人が全くいないところもコワイし、人がわんさかいると落着かないし。
この頃は夏の終りにモニクおばあちゃんといっしょに行った森がお気に入りです。
遠くの方に人影がちらほら見えるし、かといってしょっちゅう人にすれ違うほどでもなく、ちょうどいいくらい。
天気の良い夕方にほんの1時間ほどの散歩のつもりで出掛けました。
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木漏れ日の森の小道を歩いていきます。
コブタは道も知らないくせにどんどん奥へ行こうとするので、少しずつ調整しながら誘導して森の道へ。
森の中には散歩用に整備された遊歩道が何本か通っていて、その道をまっすぐ行けば迷うことはないのですが、何分にもまっすぐな道が森を貫いているので、途中から方角を考えながら曲がっていかないと元の車を停めた場所までとんでもない距離を歩く羽目になります。
入り口などにある地図を見て、おおざっぱに歩き方を掴んでおいてから出発です。
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ちょうちょさん、発見!
花に止まったところをなんとか写真に収めました。
もうすぐ寒い秋が来るよ。今のうちに短い夏を楽しんで!

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森の入り口に乗馬クラブがあり、そこから馬で森を散歩する人にすれ違いました。
馬に乗っていたら高くて気持ちいいだろうなあ。
森の中の散歩は馬にとってもきっと楽しいはず。

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西日が森に斜めにさしてきました。
この日は日向にいると汗ばむほどの陽気でした。
いったいどうしちゃったの?といいたくなるほどの暑さ。

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この木は実は枯れて伐採するためのマークが付けられていました。
でもなぜかアフリカの木のように見えませんか?
青い青い空をバックに、すくっと伸びた姿は一見枯れてしまった木には見えません。
この木のように病気で枯れてしまった木や枝が伸びすぎて他の木の邪魔になりそうな木には伐採予定の赤いバッテン印がつけられていました。
こうして森を整備して育てている人たちがいるんですね。
こんな仕事に就きたかったなあ。

コブタと花を摘んだり、まだ青いドングリを拾ったりして歩いていたら、思ったよりも遠くに出てしまい、だんだん日が傾いて来てしまいました。
内心のあせりはみじんも見せず、コブタを励ましてなんとか車までたどり着きました。かなり予定時間オーバーでしたが無事に着けてよかったー。ホッ。
楽しい森歩きで疲れて眠くなったコブタを車に乗せて家に帰りました。
by xthneh5d | 2006-09-16 05:50 | 田舎暮らし