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パリ近郊のカントリーライフ

田舎の日曜日(冬編)

ヨーロッパの今年の冬は記録的な暖冬です。
寒かったのは私たちがオランダへ旅行した11月はじめの数日だけで、9月から12月まで気象観測史上最高の気温だそうです。
今朝はひさびさに冬らしい寒い朝。
といっても氷点下にはならないのですから、パリの12月としてはまだまだ暖かい方です。
どんよりと低い雲が垂れ込め、霧が一日中晴れません。
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例年なら霜が降りて、すっかり冬の長い眠りについている収穫農場ですが、今年は別。
今日は何が残っているかな?と覗いてみたら、まだにんじんとポワロー葱がありました。
『ほうれん草は残ってない?』
『まだきれいなのがあるわよ。』
ぬかるんだどろどろ道を長靴で転ばないように気をつけて、ほうれん草を取ってきました。
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まだまだみずみずしい緑色のほうれん草がいっぱい。
こちらのほうれん草は日本のもののようにきちんと並んでいませんが、味が濃くておいしいんですよ。
土の上にへばりついたように葉をのばしています。
あまり大きくなりすぎていない若い葉を選んでつんでいきます。

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『ママー。見て見て、おっきいよ。』
コブタの顔より大きな葉っぱもあります。

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夢中で摘んでいたら、手がしびれるほど冷たくなってしまいました。
手が真っ赤だね。はやくおうちに帰りましょう。
今夜はこれでクリームソースのパスタでも作りましょう。
by xthneh5d | 2006-12-10 07:27 | 田舎暮らし