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パリ近郊のカントリーライフ

ここはパリ・・・なのに

外側は人間ですが中身はカラッポのわたし。
ぼーっと歩いていた通勤のターミナル駅で目に入ってきたポスターです。
一度通りすぎてから、わざわざ戻って来て見直しました。
ここは新宿じゃなくてパリの東駅だったはずなのに・・・。
ここはパリ・・・なのに_f0044892_515674.jpg


かなり大判のポスターの上半分は絵葉書で、その文面は

愛する佐和子へ
昨日誰かが「鏡の間の改装が終わったから見に行ってごらん。素晴らしいから」と言ってた。
そこで今日さっそく電車に乗ってヴェルサイユに行ってみたら、まさにそのとおり。ルイ14世が使ってた同じ鏡で自分を見るなんて本当にすごいよ!!
興奮さめやまない幸治より

下半分にそのフランス語訳が書いてあります。
(フランス語に直すと、“私の愛しい佐和子”とか“熱烈なキス”なんて文章になっちゃうんですけど)

文京区弥生1丁目に住んでいる石井佐和子さんあての絵葉書。
どこの誰がコンセプトを考えて、どこの誰が文面を書いたのかしら。

ここはパリ・・・なのに_f0044892_521933.jpgポスターの一番下に
『ヴェルサイユ行きの経路については以下のホームページをご参照下さい』

そう、これはフランス国鉄のパリ近郊線案内のサイトの広告なのです。
でもこのサイトにはもちろん日本語の案内はありません。(英語とスペイン語のみ)
もちろんパリ在住の日本人だけのための広告であるはずもなく、かなり凝った変化球の広告ですね。
その狙いがどれだけフランス人に伝わるかはかなり疑問ですが・・・。
by xthneh5d | 2007-07-27 05:02 | こんなもの