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パリ近郊のカントリーライフ

そしてストは続く

フランスの常識=世界の非常識ということで・・・。
日本からは想像するのは難しいことだと思いますが、フランスでは冬の風物詩ともいえるストライキ2日目です。

国鉄職員や公務員の一部に認められている特別年金制度の改正に反対する木曜日のストは、予測通り金曜日にもなだれ込みました。
木曜日は会社を休んじゃったけど、二日続けてはマズイというわけで、コブタを余暇センターに7時半に置き去りにして駅に向かいました。
我が家から5分のところにある田舎駅は人影もなく・・・。
駐車場には1台の車もなく・・・。
こりゃダメだわ。(ガックリ)
仕方なく一番近い(15kmほど)少し大き目の駅(近郊線の終点駅)まで移動。
ここはホームに人がわんさかでしたが、電光掲示板には発着ゼロ?
そしてストは続く_f0044892_1732247.jpg

これだけ人がいるんだから、そのうち列車が来るだろうと待つことしばし20分。
『♪ピンポンパンポーン、次の列車は50分後にきまーす、ピンポンパンポーン♪』
沸き起こるため息と安堵の声。
『やっとパリへ行けるよ』
『昼までには着けるだろう』
『俺なんか6時から待ってんだぞ』
『私は大事な会議があるのに』
ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ
しかしここはフランス、みんなブツクサ言っても慣れてるから諦めモードです。
思ったより早く10時までにはパリにたどり着きました。

このストライキですが、政府と労働組合の話し合いがようやく月曜日から始まることが決まっただけでなんの解決にもなっていないので、またハローウィンのお休み明けに・・・との憶測が流れています。
嗚呼、やっぱりここはフランス。
by xthneh5d | 2007-10-20 17:01 | パリのあれこれ